2018年10月05日

家族が来てくれた

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ヘレンは鎮痛剤のタペンタドール以外にも、抗女性ホルモンやカルシウム、マグネシウムなど、数種類の錠剤を飲んでいる。
それぞれ数量や服用時が異なるので、一週間分まとめて管理できるピル・ボックスを買ってきた。明日からもう一つ新しい薬が加わる。
午後、ヘレンのお見舞いに、エリザベスとポール一家が子供たちを連れて遊びにきてくれた。
5人の子供たちが唄を歌ったり、一緒に食事をした。
家の中で賑やかな子供たちの声が聞けるのは久しぶりでうれしい。
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2018年10月04日

GPと面談

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一晩ゆっくり眠って、ヘレンは落ち着いたようで、朝から家族や友人たちと電話していた。
今日は雨なのだが、GP(General Practitioner)に会うため外出。
クイーンズランドでの治療の経緯を報告し、新しい薬の手配をしてもらった。
階段を上り下りするのは一苦労だが、なんとか大丈夫だった。
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2018年10月03日

ヘレンがシドニーへ帰ってきた

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今夜8時、チェスターがトレーラーに荷物を一杯積んで、ヘレンをシドニーへ連れて帰ってきてくれた。10日ぶりに会えて本当にうれしい。
まる二日間の車の移動で二人とも疲れたので、夕食後、すぐにベッドに入ってしまった。
ヘレンが二階への階段を上がれるか心配だったが、途中何度も休み休みしながらも、なんとか上がりきってくれた。
ウォーカーで楽に移動するには、カーペットを何か所か剥がさないとならないだろう。
明日からは、しばらくシドニーでの病院通いが始まるので忙しい。

2018年10月01日

ヘレンは明後日シドニーへ

ヘレンは明後日、シドニーへ帰ってくる予定だ。
車椅子やウォーカー、トイレ用フレーム、commode(ベッドサイドに置くトイレ)などの補助器具を運ぶため、チェスターの車のトレーラーに積んでくる。
長距離の移動で、疲れが出なければいいが。

2018年09月29日

顎の痛みが引かない

ヘレンは顎の痛みが引かず、下顎が腫れてきたとのこと。
もしこれからも痛みが続くようなら、Xgevaの注射はもうやめたほうがいいかもしれない。
骨形成に効果が期待されるとはいえ、顎の骨が壊死したら大変だ。

2018年09月28日

Xgevaの副作用

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今日はチェスターとエリザべスがヘレンをプールへ連れて行ってくれた。
温水プールでゆっくり歩いて気持ちが良かったそうだ。
ただし、ヘレンはXgevaの副作用で身体のあちこちに痛みが発生している。
やむをえず、タペンタドール50mgを1錠追加して、一日に3錠飲んだとのこと。
顎の骨も痛く、この副作用は以前から報告されている通りなのだが、骨が壊死するという事例もある。
大事に至らなければいいが。

2018年09月27日

XgevaとRibociclib

今日ヘレンは2つの病院へ行ってきた。
まずは、Xgeva 120mgを注射してもらった。
成分はdenosumabで、Proliaと同じ。Proliaはヘレンが骨粗鬆症の治療として4月に受けた。
プロリアは6ヶ月毎だが、エックス・ジーヴァは4週間毎に注射するとのこと。
それから、新薬のRibociclib(brand name: Kisqali) 200mgの錠剤を処方された。
リボシクリブは去年アメリカで認可されたばかりの薬で、骨転移した乳ガンの進行を遅らせるという。
まだ手に入りにくいそうで、扱っている薬店を探さないといけない。

2018年09月26日

二回目の放射線療法

今日の午後、チェスターとエリザベスが付き添って、ヘレンはブリスベン病院で二回目の放射線療法を受けた。
これで少しは痛みが軽減されるといいが。
今日はチェスターの誕生日なので、3人で夕食に行くとのこと。

2018年09月23日

穏やかな日曜日

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今日は穏やかな日曜日。暖かで心地良い風が吹いている。
真っ青な空を見上げながら、ヘレンと一緒にプールサイドのガセボでランチを食べた。
こんなに静かで落ち着いた日は、ヘレンが車椅子生活になってから二ヶ月ぶりだ。
ランチの後、ヘレンがベッドで横になっている間、チェスターと庭仕事。
忙しくて放ったらかしにしていた芝生と植木の手入れをした。
久しぶりに太陽の下で身体を動かすと、気持ちがいい。
ほんの数ヶ月前まで、こういう生活がずっと続くと思っていたのだが。
明日の朝、ぼくは一旦シドニーへ帰り、ヘレンとチェスターは放射線腫瘍医に会いにブリスベン病院へ行く。
来週は病院通いが5つもあって忙しい。

2018年09月22日

自宅療養の準備

午前中、ご近所さんが二人、ヘレンの退院祝いに来てくれた。
二人ともヘレンが入院中に花を贈ってくれたり、病院へお見舞いに来てくれて、ありがたい。
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2ヶ月前、ヘレンが車椅子生活になった時から、自宅で介護するのに必要な機器を揃えたり、家の入り口にスロープを設置したりしてきた。新しい車椅子も来週早々に届く。
ebayで見つけて買っておいたリクライニング・チェアにヘレンは早速座ってみて、気に入ってくれた。
背もたれと足置きの角度を変えられるし、レザーシートが快適だ。中古だが状態は良く、$300は格安である。
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それからヘレンが以前使っていたウォーカーは低すぎるので、病院で使っていたForearm Walkerという歩行器を探していた。
このタイプのウォーカーは腕と肩の力で体重を支えることができるので、脚が弱っている人には最適なのだが、なかなか見つからないし、値段も$400くらいする。
今日の夕方、gumtreeで見つけたので早速、売り手に連絡して買いに行った。
うちから車まで10分という近場で、新品なのに$150というバーゲン価格。これがあれば自力でトイレに行くのもそれほど辛くはない。
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ヘレンのペインコントロールはまだまだ手探り状態だ。
鎮痛剤のタペンタドールを朝晩1錠ずつ飲んでいるのだが、夜6時頃になると鎮痛剤が切れてくるようだ。
夕食時、痛みに苦しんでいるヘレンを見るのは辛い。
夜7時に鎮痛剤を飲んでベッドに入った。朝まで効いてくれるといいが。

2018年09月21日

退院の日

今朝10時、ヘレンは退院して、家に帰ってきた。
一ヶ月以上病院暮らしだったので、ヘレンが家にいてくれるだけで嬉しい。
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今日の午後は皮膚がんの定期検査に行ったり、薬局で薬を買いに行ったりと、忙しかったが、ようやく落ち着いて、ヘレンは今ベッドで横になっている。
来週は、放射線療法のためブリスベン病院へ二回行くし、オンコロジストとの面談もあり、まだまだ病院通いが続く。

2018年09月20日

ガンが進行している

昨日の夕方、CT ScanとBone Scan(骨シンチグラフィ)の検査結果をもらった。
残念ながら、以前よりガンが進行していた。
頭蓋骨から、頸骨、肩甲骨、肋骨、脊椎、骨盤、大腿骨に至るまで、ガンが広がっていた。
悲しいがこれが事実だ。レポートを読んで、ヘレンもかなり落ち込んでいた。
ガンの進行状況についてヘレンと話すのは、もうあまりしたくない。
別に希望を捨てたわけではないが、骨転移したガンがすべて消えるような治療方法はないし、これからはガンと共生していくしかないのだから。
今日のヘレンは昨日よりも元気でよかった。
明日の退院に備えて、フィジオセラピストと一緒に、ヘレンが車の乗り降りができるか確認した。
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クイーンズランドにいる間は、チェスターが車を2台持っているので、一台を僕が借りている。
ただし、2台ともシート高が低いので、ヘレンのように背が高いと、乗り降りするのに苦労する。
シドニーにある車も車高が低いし、この際なので、ヘレンが乗り降りしやすい車を買うかな。

2018年09月19日

明後日、退院

ヘレンは明後日、金曜日に退院することに決まった。
歩行器を使ってトイレに行けるくらいには回復したとの判断だろう。
とはいえ、ガンが治ったわけではなく、病院ではもうこれ以上の治療はできないという意味だ。
ともあれ、ヘレンが家に帰ってきてくれるのは嬉しい。
午前中のエクササイズの後、ヘレンは股関節から大腿骨にかけての痛みが強くなり、午後からはちょっと辛そうにしていた。
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夕食後も、昨日のように歩く練習をする気力もなく、ベッドに横になっていた。
明日は、少し持ち直してくれるといいが。

2018年09月18日

歩行距離が伸びた

ヘレンが飲んでいる鎮痛剤のTapentadol50mgは12時間持つのだが、ちょっと切れてきたなと思ったら、看護師に頼んでPanadolを追加で飲むと痛みが引くらしい。オピオイドを追加するよりはずっといい。
痛みがおさまったので、ヘレンはフィジオ・セラピストと一緒に二回のエクササイズをこなし、さらに夕食後、自力で歩く練習をしていた。
廊下の先にあるラウンジまで、自分ひとりで歩いて行けたのは、今日が初めてだ。
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病院食は、どこでもそうだが、まあ不味くはないが、美味しいとは言えない。
なので、今夜の病院食はオーダーせず、近くのフイッシュ・ショップで、グリルしたバラマンディを買ってきた。
久しぶりにちゃんとした魚料理に、ヘレンは喜んで全部食べてくれた。
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やはり、火を入れすぎて固くなった冷凍魚とは大違いだ。以前、それが出たときは、ヘレンはこんな味も素っ気もない固い魚なんか食えない、と文句を言っていた。
これは不味いとか、あれが食べたいとか、言えるようになったのは、元気が出てきた証拠なので嬉しい。

2018年09月17日

少しアクティヴになった

ヘレンは昨日よりもアクティヴになり、ほっとした。
痛みはあるが我慢できる程度に抑えられている。
エクササイズも、午前と午後に二回こなした。
下は、横歩きをしているところ。体重が片足にかかると痛みが出て辛いそうだ。
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ヘレンは8月25日、右脚に金属棒を入れる手術をしたのだが、今日、抜糸に来てくれた。
腰から膝にかけて、三ヶ所の手術跡があるが、縫合がきれいで良かった。
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2018年09月16日

容体は毎日変化する

今日のヘレンは不活性で、全身がだるく、鈍痛がすると言う。
エクササイズをする元気もなく、トイレに行く他は、ほとんど一日ベッドで横になっていた。
昨日の様子とあまりに違うのだが、なぜかわからない。
午後、ヘレンの妹のメイヴィスとケンがお見舞いに来てくれたので、ヘレンを車椅子に乗せて、中庭に降りた。
日当たりが良く、爽やかな風が心地良かったが、ヘレンは2時すぎになると疲れたと言うので、メイヴィス&ケンと別れ、病室に戻った。
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夕食のポークは口に合わないと言って、ほとんど食べなかった。
何がどう作用しているのかよくわからないが、ヘレンの容体は毎日のように変化している。
明日は、もう少し元気になってくれるといいが。

2018年09月15日

一ヶ月たった

今日はヘレンが外に出てみたいと言うので、車椅子に乗せて、中庭へ連れて行った。
今日は28℃まで上がり、陽射しが暖かく、緑が目にしみるようだ。病室にいるよりはずっと気持ちがいい。
ヘレンが散歩に出たのは12日ぶりだ。外へ出る気になるまで回復してくれたのは、とてもうれしい。
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ヘレンの看病のため、クイーンズランドの家に飛んできて、今日で一ヶ月たったのだが、ものすごく長かったような気がする。
うちの近所の病院に入院して10日たち、少し落ち着いてきた。
ぼくは毎日病院に行き、6時間くらい過ごしている。
朝8半にヘレンに、おはようの電話をして、よく眠れたか朝食を食べたか痛みはどうかなど様子を聞く。良い返事が聞けるとほっとする。
110時から11時の間に病院へ行き、一緒にランチを食べる。午後、一旦家に帰り、ヘレンの着替えを洗濯したり、家の用事をすませ、夜、6時前にまた病院へ行き、ベッドのそばにいる。
夜8時の面会時間が終わると、おやすみまた明日ねと言って、退去する。
夜道を車を飛ばして家に帰る。幸い10分もかからないで家に着ける。
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ヘレンは骨粗鬆症の治療として、今日からFosamax(Alendronate)70mg錠を週一回飲むことになった。
骨粗鬆症の治療としては、4月にProlia (Denosumab)注射をし、その後、股関節の痛みが発生した。
Fosamaxで副作用が出なければいいが。

2018年09月14日

骨シンチグラフィを受けた

今朝ヘレンは、朝食後に薬を飲んだ後、吐いてしまった。
看護師を呼んで、シャワーを浴び、替えの寝間着に着替えた。
午前中は背中が痛いと言っていたが、だんだん落ち着いてきて、ほっとした。
ただし身体に力が入らないようで、フィジオ・セラピストに、今日は廊下を歩くのは無理と伝えて、椅子とベッドの上でやれるエクササイズだけをやった。
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午後3時頃、ヘレンはイメージセンターに連れて行かれ、Bone Scan(骨シンチグラフィ)を受けた。
この検査で、ガンの骨転移の様相がわかる。
結果は来週火曜日くらいになるとのこと。以前より悪化していなければいいが。

2018年09月13日

歩行訓練

今日、看護師に確認したら、Tapentadol錠100mgは、今朝から50mgに戻したとのこと。
ヘレンは、肋骨の痛みが減ったと言う。今日のペイン・コントロールはうまくいっているようだ。
昼近く、フィジオ・セラピストが来て、一緒に歩行訓練。
まずは歩行器のハンドルを握らず、上半身を起こして歩く練習をした。
ヘレンは、脚がジェリーになったように力が入らないと嘆いていた。
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それから、サポートなしで自力で立つ練習、目をつぶってバランスを取る練習もした。
これも結構きついようで、10秒も立っていると、股関節のあたりが痛くなってくると言う。
エクササイズが終わった後、ヘレンは息が上がり、疲れたと言って横になっていた。
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ぼくが病院に行く前に医者が来て、明日、bone scanを撮ると告げられたとのこと。たぶん骨シンチグラフィのことだろう。
昨日、胸部のCTスキャンを撮ったのだが、その結果も気になる。

ハンドレールを設置する

今朝、Occupational Therapistが手配してくれた業者がやってきて、ハンドレールを設置する件について、打ち合わせ。
家の中を下見してもらい、経路や設置場所が安全かチェックしくれた。
2つのシャワールームの壁と、
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家の裏のスライディング・ドアの壁に、垂直方向のハンドレールを取り付けてもらうことになった。
家の正面玄関は段差が多いので、スライディング・ドアから出入りするほうが楽なのだ。
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2018年09月12日

肋骨にヒビが入っている

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昨日一日Buprenorphoneを飲まなかったおかげで、今朝はヘレンの状態が良くなっていた。
ただ、Tapentadolの錠剤を100mgに倍増したせいか、少し不活性だ。
エクササイズを2セットこなした後は、疲れたようで、ほぼベッドに横になっていた。
もし明日の朝、痛みがひどくなければ、50mgに戻してもらう予定だ。
昨日のX線検査で、肋骨にヒビが入っていることがわかった。
さらに精密検査のため、上半身のCTスキャンをすることになり、夕方4時に車椅子で検査室へ連れらていった。
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2018年09月11日

一日2錠のBuprenorphineは多すぎた

ヘレンは、昨夜、Buprenorphineをもう1錠飲んだところ、朝、起きた時に身体がだるく、立ち上がることもできない状態になってしまった。
Tapentadol 100mgに加え、一日2錠のBuprenorphineは、ヘレンに多すぎたようだ。
日に二回、フィジオ・セラピストが来てくれるのだが、午前中、ヘレンはまったく動けなかった。
午後、少し状態が良くなってきたので、ベッドと椅子に座ってできるエクササイズだけをやった。
昨日とは大違いのヘレンの様子に、フィジオ・セラピストも驚いていた。
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夕方になってもまだ不活性で、ほとんどベッドに横になっていた。
脚に力が入らないので、歩行器を使ってもトイレに行くのは一苦労だ。
それから、肋骨の右側のある特定の場所に痛みがあり、ずっと続いているというので、医者に頼んで、夕方、X線検査をしてもらった。
結果は明日わかるかと思うが、大事に至っていないことを願うばかりだ。

2018年09月10日

エクササイズを2セット

今朝、ヘレンは肋骨あたりの痛みが強かったので、回診にきた医者に頼んで、Tapentadol 50mgを100mgに増量してもらった。
それでしばらく様子を見ていたが、痛みが引かないので、昼前に、Buprenorphineを追加した。
Buprenorphineは以前の病院でも飲んでみて、かなり不活性になったので心配したが、今回は有効だったようだ。
一時間ほどすると痛みが軽減され、身体がリラックスしてきたとのことで、ランチのスープとサンドウィッチを全部食べてくれた。
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吐き気やひどい眠気にも襲われず、午後からフィジオ・セラピストと一緒にエクササイズを2セットこなした。
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まだ自力では立ち上がれず、歩行器のハンドルを握りしめて、体重を脚ではなく、腕で支えている状態だが、こんなに動けるヘレンを見たのはこの一ヶ月で初めてなので、とてもうれしい。
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2018年09月09日

まだ食欲がない

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ヘレンの胃の調子は昨日より少し良くなったが、まだ食欲はそれほどない。
ランチはエッグ・サンドウィッチを2切れ食べ、セロリ・スープは気に入って全部飲んでくれた。
夕食までの間、チキン・スープはどうかと、近くの店で買ってきたが、インスタントの粉スープのせいか、どうも口に合わないと言う。
夕食後、ウォーカーにつかまって、自分でトイレに行ったが、身体に力が入らないので、かなり辛そうだ。トイレまで歩いて行くのがエクササイズになるのだが。
足のむくみは、コンプレッション・ソックスを履いているので、軽減されてきた。

2018年09月08日

胃の調子が悪い

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今日のヘレンは胃の調子が悪く、食欲もない。昨日飲んだ下剤が効きすぎたようだ。
ランチのサンドウィッチは2時間ほどかけて食べたが、夕食はほとんど食べられなかった。
身体に力が入らないので、立ち上がるのもつらいと言う。
トイレに行くため、看護師を呼んだが、ウォーカーにつかまって車椅子に移動するのが精一杯だった。
自力ではトイレに歩いて行けず、車椅子に座ったまま押して行ってもらった。
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うちで作って持っていったジンジャー&レモン・ティーは300mlほど飲んでくれた。
明日はお腹の調子が良くなってくれるといいが。

2018年09月07日

歩く練習を始めた

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午前中、ポールをブリスベン空港でピックアップしてから、病院へ。
ヘレンの容体は安定しているようで、ほっとした。ポールとも話せてうれしそうだ。
フィジオ・セラピストが日に二回やってきて、エクササイズをしてくれる。
今日の午後は、歩行器を使って歩く練習をしていた。
まだ5mくらい歩くと息切れするような状態だが、へレンが立って歩くのを見たのは3週間ぶりなのでうれしい。
早く脚のむくみが取れるといいが。
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2018年09月06日

少し元気が出てきたようだ

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昨夜、ヘレンはずっと良く眠れたとのことで、少し元気が出てきた様子だった。やはり静かな病室で、ゆっくり眠れるほうがいい。
今朝、痛みがあったので、タペンタドールを1錠飲んだそうだが、吐き気の副作用は出ていない。
身体全体は不活性なので、椅子に座るか、ベッドに横になっているし、トイレに行くときは看護師を呼んで車椅子に乗せてもらわなければならない。今朝は、シャワーを浴びて、髪も洗ってもらったそうだ。
脚のむくみを取るためにも、エクササイズが必要なので、毎日フィジオ・セラピストがやってくる。
エリザベスからお見舞いの花が届いた。きれいな花のおかげで、病室が明るくなった。
この病棟は新しいようで、設備もハイテクだ。
ベッドの上のアームに設置されているTVには、Netflixが入っていて、TV番組の他に、ラジオも聞ける。
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回診や定期チェックのときは、看護師がこんなワークステーションを押してやってくる。
患者のデータベースにアクセスして、病気や治療の履歴を参照できるので便利だ。新しい情報はすぐその場でタイプしておける。
昨日まで入院していた病院で使っていたような、読みにくい手書きの履歴簿よりずっといい。
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2018年09月05日

近くの病院へ移動

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今日、ヘレンは病院を移動した。
ヘレンは、放射線療法と脚の手術の後、経過が良ければ、うちの近くの病院のリハビリ病棟へ移動したい、との希望を出していたのだが、なかなか空きが出なくて、ずっと待っていた。
今日の夕方、看護師がやってきて、空きが出たので今夜移動できると、突然伝えられた。
あわてて身の回りのものを片付けて、荷物の用意をした。
ヘレンは車椅子で病院が手配してくれた移送車に載せられ、ぼくとチェスターも車に荷物を積んで後をついていった。
移動先の病院はうちから車で10分という近くにある。
ヘレンは夜7時に入院手続きを済ませ、新しい病室に入った。
今度は二人部屋で、部屋の中にトイレやシャワーが設置された広いバスルームや洗面台があり、ベッドに寝そべりながらTVもパソコンも使える。
以前は四人部屋で患者の出入りが激しく、いつもざわざわして慌ただしい雰囲気だったが、今度は落ち着いて過ごせそうだ。
ヘレンは移動で疲れた様子なので、今夜はゆっくり眠れるといいな。
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2018年09月04日

Tapentadolをやめた

今朝、ヘレンは医者に、Tapentadolはもういらない、身体がだるくて寝ているだけになるから、と言って、飲まなかったそうだ。
それで、今日はPanadolを飲んだだけで様子を見ていた。痛みが耐えられるほどなら、オピオイド系鎮痛剤は飲まないに越したことはないからだ。
今日も一日ダルそうだったが、食欲は回復基調にあるようで、ランチのサンドウィッチを2つ食べてくれた。
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病院では、毎日診察や検査でやってくる医者や看護師の他に、様々なセラピスト、食事係、飲み物係、おやつ係から、話し相手になってくれるおばさん(ヴォランティアでやっているそうだ)も来るので、何かと忙しい。
フィジオ・セラピストは日に3回くらい来て、エクササイズを指導してくれる。
ヘレンはまだ自力ではちゃんと立てないので、補助が必要だ。
トイレに行く時も看護師を呼んで車椅子に乗せてもらい、連れて行ってもらっている。
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2018年09月03日

Tapentadolに変えてみた

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今日も11時に病室に行くと、ヘレンはベッドに寝ていた。
今朝9時頃、オンコロジストがヘレンを診に来て、鎮痛剤をBuprenorphineからTapentadolに変えてみると言われ、50mgを1錠飲んだとのこと。
朝食後も吐き気はなく、ランチに出た魚とブロッコリー、ポテトを少しだけだが食べてくれた。
肋骨のあたりの痛みはタペンタドールで鈍痛レベルに抑えられているようだ。
今のところ吐き気はしないし、食欲がほんの少し回復してきたのはうれしい。ただし、全身が不活性で、だるそうだ。
午後、ヘレンを車椅子で中庭へ散歩に連れて行った。
静かなチャペルの中で座っていると、うつらうつらし始めたので、病室に戻った。
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夕方、ペイン・コントロールの医師が二人やってきて、鎮痛剤について話し合った。
タペンタドールがヘレンにどう作用するか、見極めるのに3日ほどかかるので、このまま様子を見ることになった。