2018年11月19日

血液検査と心電図

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今朝、ヘレンを病院へ連れて行き、血液検査とECG(心電図)を受けてきた。
KISQALI(ribociclib)を飲んでいるので、副作用が出ていないか、2週間おきに検査をしている。
後日オンコロジストと面談して、検査結果をもとに、これからのKISQALIの服用を決める。
ヘレンの右眼がまだよくならないので心配だ。
痛みは引いてきたのだが、まぶたが腫れて、眼が開けられない。視界が曇って、よく見えないと言う。
光や風の刺激に過敏になり、病院の待合室に入る外光にも、まぶしいと言って辛そうにしていた。

2018年11月18日

右眼が良くならない

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今日もヘレンは右眼の痛みが引かず、朝食後、ベッドに横になっていた。
ランチの後、天気もいいし、気晴らしに公園へ行こうよと誘って、車で連れて行った。
残念ながらちょっと風が強かったのでヘレンは外に出たがらず、車の中から行き交う人や花を眺めていた。
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下は、巨大なウエディング・リムジーン。
結婚式の写真撮影をしに来ていた。
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今夜はポール一家が遊びに来て、一緒に食事をする。
ヘレンの気分が良くなってくれるといいが。

2018年11月16日

右眼の痛みが軽減

今朝、ヘレンの右眼の痛みが少し軽減して、ほっとした。
新しい目薬がヘレンに合っているのかもしれない。
ただ、光に対してセンシティヴになっているようで、しきりにまぶしいと言う。
眼鏡の右側に紙を当てて、光が入らないようにしたが、それでもまぶしすぎて、外に出るのは無理だった。

2018年11月15日

右眼の検査

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今朝、ヘレンを連れて眼科医へ。
痛む右眼のスキャンを撮って調べてもらった。
水晶体に曇りが見られるが、炎症はしていないとのこと。
白内障の手術の後、痛みが発生するケースは多々あるそうで、あと1,2週間すれば、よくなるだろうとのこと。
目薬を処方してもらい、来週また検査することになった。
薬店で目薬を買っていると、ちょうどお昼頃になったので、中華料理店に行ってランチ。
久しぶりの飲茶とお茶で、気分が良くなった。やっぱり美味しいモノの力は偉大である。
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2018年11月14日

右眼の痛みが引かない

今朝もヘレンは右眼の痛みが引かないので、眼科医に電話し、明日、診察してもらえることになった。
痛みの原因が分かって、手当ができればいいが。
午後、ボンダイユニットで、新しいテナントと契約書を交わした。
ヘレンは階段を登れないので、裏庭に停めたVANの中に座って、手続きをした。
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2018年11月13日

右眼が痛む

ヘレンは11月1日に右眼の白内障の手術をした後から、化膿を防ぐため、目薬を二種類さしている。
3日ほど前から痛みが強くなり、目が開けていられないくらいになった。
目薬をさすと余計に傷むというので、薬の刺激が強すぎるのかもしれない。
4日前に眼科医に診てもらったときは、まだそれほど痛みはなかったのだが。
今朝になっても痛みが引かないので、目医者に電話して症状を話し、GPに行って、目薬を処方してもらった。
防腐剤が入っていないので、一回ずつの使い捨てになっている。
この目薬は単なる保湿剤で、抗生剤とかは入っていない。
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ヘレンはガンで慢性的に足腰に痛みがある。その上、右眼を押さえて痛みを堪えている様子を見るのは辛い。
少しでも早く良くなってくれるといいが。

2018年11月08日

白内障の手術後の検査

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ヘレンは白内障の手術から一週間たったので、検査のために眼科医へ。
3日ほど前からヘレンは右目に痛みがあるのだが、それは手術痕が完治していないので仕方がないとのこと。
月末に左目の手術をするのだが、念のため右目を2週間後に再度検査することになった。

2018年11月07日

腰が痛む

朝からヘレンは腰のあたりに痛みがあり、昼になっても食欲がないという。
倍増したKisqali(ribociclib)の副作用かもしれないが、しばらくは様子見である。
ヘレンは身体を起こしているのが辛いと言うので、日中はずっとソファで横になって、TVを見たりしていた。
今日はソフィアの誕生日なので、ポールの家へ夕食に行く予定だ。
夕方までに、痛みが治まってくれればいいが。

2018年11月06日

また脚が痛む

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今朝、ヘレンは脚が痛いと言って、朝食後、ベッドに戻って横になっていた。
心配したが、昼頃には起きてきて、痛みが治まったようなので、気晴らしに、マルーブラ・ビーチのクラブへランチに行ってきた。
今日はメルボルン・カップが開催されるので、ビストロは満員。皆、朝からクラブやパブに集まって飲み食いしているのだ。
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ランチの後、買い物をしてからうちに帰ったのだが、やはりヘレンは疲れたようで、夕方までベッドで横になっていた。
今日から倍増したKisqali(ribociclib)の副作用が出ないでくれるといいが。

2018年11月05日

明日からKisqali(ribociclib)を倍増

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今日の午前中、オンコロジストと面談。
血液検査と心電図の結果、Kisqali(ribociclib)の副作用は見られないということで、明日から、400mg/日に倍増してみることになった。
規定量は600mg/日なので、まだ服用量を減らした状態で様子見である。
二週間後にまた血液検査と心電図を取って、副作用がないか調べる。
病院の後、ボンダイ・ジャンクションの薬店へ、薬の補充に行ってきた。ヘレンの薬はいつも揃えるのに時間がかかる。
Tapentadolはオピオイドなので、薬店が医者に確認の電話をしてからしか、売ってくれないし、Kisqali (ribociclib)は、とても高価なので、どの薬店にも在庫はなく、注文品になる。
薬店で待っていると、もうお昼を過ぎていた。
ヘレンがお腹が空いたというので、近くにある日本食店「一番星」に入って、東京ラーメン。ヘレンは気に入って、スープも全部飲んでいた。
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2018年11月04日

ピアノを弾く

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今日は気温が24℃くらいまで下がり、しのぎやすくなった。
ヘレンは両脚に痛みがあるとのことで、今日は一日中家に居て静養していたが、午後から、少しピアノを弾いていた。
ピアノを弾く気力が出てきてくれたのはうれしい。

2018年11月02日

白内障の手術後の検査

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今日はヘレンを眼科医に連れて行って、手術後の検査をしてもらった。
まず右目のバンディジを剥がしてもらった。ガーゼの下には目を保護するため、小さな穴が空いたプラスティックのカバーがある。
カバーを取り、各種の検査をし、すべて良好とのことでほっとした。
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白内障の手術はyoutubeにもアップされていて、ヘレンも見ていたので、医者といろいろな話ができてよかった。
ヘレンが受けた手術は、このヴィデオの前半で紹介されているように、切開部分が2mmしかないので、縫う必要もない。
ヒトの目は、多少に傷ならすぐに自然治癒するし、人工レンズにも適応してくれる。生命体のすごさに改めて感嘆した。
家に帰ってから、ヘレンはプラスティックのカバーにゴム紐を通し、寝るときにも付けられるようにした。
これで真っ黒だったら、海賊のアイパッチだねと笑っていた。
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2018年11月01日

白内障の手術

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今日の午後、白内障の手術のため、ヘレンを眼科に連れて行った。
濁ってしまった水晶体を取り出して、人工の眼内レンズを入れる手術で、まず右目を処置し、月末に左目をやる。
多焦点レンズはお勧めしないと言われたので、単焦点で遠くが見やすいレンズにしてもらった。
車の運転はメガネなしでOKだが、本を読む時は老眼鏡が必要だとのこと。
手術が終わった後、病院から電話連絡をもらい、リカヴァリー・ルームで待っているヘレンを迎えに行った。
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夜になってもまだ麻酔が効いていて、顔と頭の右側が麻痺しているようだが、夕食も食べてくれて、ほっとした。
明日は、術後の検査のため、眼科医へ面談に行く。

2018年10月31日

血液検査

今日はヘレンの血液検査のため、検査技師が採血に来てくれた。
ヘレンのような車椅子生活者にとっては、とてもありがたいサービスだ。
この検査は、ヘレンが飲んでいる乳ガンを抑える薬Kisqali(ribociclib)の副作用が出ているかどうかを調べるため。
Kisqali(ribociclib)の錠剤200mg/日を21日間服用し、一週間休み、血液検査を二回と心電図を一回とって、副作用がなければ、400mg/日に倍増して、一週間服用する、というスケジュールだ。
来週、月曜日にオンコロジストと面談し、検査結果をもとに、Kisqali(ribociclib)の服用を続けるかどうか、決めることになっている。

2018年10月25日

まだ咳や痰が出る

ヘレンは喉の感染症のため、昨日から抗生剤を飲み始めたが、まだ咳や痰が出るので、今日は外出は控えた。
明日は、シドニーから北へ一時間ほどのところにある山の中のレストランへランチに行く。
エイドリアンの妹のモニークのベビーが見れるので楽しみだ。

2018年10月24日

抗生剤をもらってきた

今日もヘレンの咳がおさまらず、気管支のあたりまで炎症がきているようなので、GPに連れて行って、抗生剤をもらってきた。
こちらで良く処方される定番のAmoxicillinである。
抗生剤が効いて、早く良くなってくれるといいが。

2018年10月23日

メイが来てくれた

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今日は友人のメイが訪ねて来てくれた。
メイはぼくらのヨーガの先生で、ぼくがクイーンズランドに行く前から、ヘレンの容態を伝えていた。
今朝のヨーガのレッスンが終わってから、きれいな花を持って、お見舞いに来てくれた。
思ったよりヘレンが元気そうなので喜んでくれた。皆に見せてあげたいからと、写真を撮ってくれた。
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写真では元気そうに写っているが、ヘレンは今日も咳をしている。
もし明日もまだ咳が続くようなら、抗生剤をもらいに行くかもしれない。

2018年10月22日

痰が出始めた

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ヘレンの咳が止まらないので、喉の痛みと咳を抑える飲み薬を買ってきた。
痰が出始めたので、回復基調にはあるのだろう。
昼食後、バルコニーに出て日向ぼっこし、うつらうつらしていた。
午後から天気が良くなったので、公園にでも行こうかと誘ったが、大事を取って、咳が止まるまではできるだけ外に出たくないと言う。

2018年10月21日

ヘレンが喉を痛めた

このところシドニーは雨が降ったりやんだり、かと思うと、急に気温が上がって蒸し暑くなる。
寒暖差が激しいせいか、ヘレンが喉を痛め、昨日の朝から咳が出始めた。
今日も胸のあたりがつかえると言って、時々咳をしていた。
ポールたちが帰った今日の夜9時頃、激しく咳をした時、えづいて吐いてしまった。
デザートのアップルパイを食べすぎたのかもしれない。
汚れた服をバスタブに浸けて洗い、服を着替えさせ、少し落ち着いてから、ベッドに寝かせた。
喉の感染が気管支のほうまで進行しなければいいが。

2018年10月19日

血液検査と心電図

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今日はヘレンを連れて、血液検査と心電図を取りに病院へ。
この病院は巨大な総合病院なので、検査室へ移動するだけで時間がかかる。
病院内の床は平坦なので、車椅子を押して歩くのは、外の道路よりもずっと楽だが。
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今夜は、近所のタウンホールへタンゴを聴きに行く。
コンサートに出かけられるのは3ヶ月ぶりなのでうれしい。

2018年10月17日

痛みが強くなったと言う

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今日も車椅子とウォーカーをVANに積んで、ヘレンをGPへ連れて行ってきた。
先月クイーンズランドで処方されたArimidex(anastrozole)の在庫がもうすぐ切れるので、5ヶ月分の処方箋をもらった。
ヘレンがウォーカーで歩いていると、昨日よりも痛みがあると言う。
10月6日から飲み始めたKisqali(ribociclib)の副作用でなければいいが。明後日、病院で血液検査をするので、何かわかるだろう。
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2018年10月16日

眼病院へ

今朝はヘレンを連れて、眼病院へ。
来月に白内障の手術を受けるので、問診票などの必要書類を提出した。そのあと、薬局で薬の補充。
明日はGPに会って、別の薬の処方箋をもらいに行かなければならない。
昨日、チェスターがクイーンズランドの家へ帰っていったので、ぼく一人で、車椅子とウォーカーを車に積んで、ヘレンの乗り降りを補助するのは、結構大変だ。車が停めにくい場所では難儀する。
二人いれば、一人がヘレンの補助をしている間に、車を移動したりすることもできるのだが。

2018年10月11日

白内障の手術をする

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今日はヘレンを連れて眼科医へ、白内障の検査を受けてきた。
やはり両目とも手術が必要とのこと。
11月に二回に分けて手術をすることに決まった。
水晶体の代わりにレンズを入れるらしい。
何年か前、お向かいのアーヴィンも同様の手術をして、眼鏡なしで車が運転できるようになったので喜んでいた。
ヘレンは今、細かい文字がとても見えにくくて困っているので、手術で良くなってくれればいいが。

2018年10月10日

アクセシビリティを上げる

ヘレンが家の中で移動しやすいよう、アクセシビリティを上げる工夫を、チェスターと二人でしている。
不要なカーペットをはがし、動線上のじゃまになるモノを片付けたりした。
バスルームのドアの段差をなくすため、ゴムマットと組み合わせて、スロープを作った。
これでウォーカーのキャスターが引っかからず、スムースに出入りできる。
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それから、家の正面ドアのステップの横に手すりを取り付けた。
一番上のハンドレールが届くのは来週になるので、とりあえず端材を仮止め。
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これで家の出入りがしやすくなったと、ヘレンが喜んでくれてよかった。
たった三段のステップでも今のヘレンには一苦労なのだ。
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2018年10月09日

白内障の検査

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今日はヘレンのCataract(カタラクト:白内障)の検査。
こちらでは、目の検査は、まずoptometrist(オプトメトリスト:検眼士)に診てもらい、それから必要なら眼科医に紹介状を書いてもらう。
ヘレンは去年の検査で白内障があると言われていて、眼科医を予約していたのだが、ガンで入院したためキャンセルせざるをえなかった。
明後日、眼科医と会うので、手術が必要かどうかわかるだろう。

シドニーで一週間たった

ヘレンがシドニーへ帰ってきて一週間たった。
ペイン・コントロールがうまくいき、容態が安定しているのでうれしい。
家族や友人知人が毎日のようにお見舞いに来てくれてありがたい。
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2018年10月08日

オンコロジストと面談

今日は、ヘレンを連れて、POW(The Prince of Wales Hospital)のThe Bright Allianceへ。
ここはガンの研究&治療部門で、最新設備が整っている。
4年前ヘレンはここで放射線療法を受けた。
オンコロジストと面談し、この二ヶ月間のクイーンズランドでの容態や治療履歴について話した。
ニ日前から飲み始めたRibociclibの副作用をチェックするため、定期的な血液検査が必要なので、手配してもらった。自宅へ採血に来てくれるそうなので便利だ。

入口のステップにハンドレール

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家の正面入口のステップにハンドレールを付けるのだが、一番上のてすりに使う部材が在庫切れで、一週間くらいかかるとのこと。
とりあえず、今日は、縦柱を仮止めして終了。
木材はタスマニア産のオークなので、テクスチャーが良い。サンドペーパーで磨いて仕上げるときれいになるだろう。

2018年10月07日

車椅子生活は難しい

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家の中で車椅子で生活するのはなかなか難しい。ちょっとした段差や床においてあるモノなどが邪魔になる。
オーストラリアでは全員Tax Refund(確定申告みたいなもの)を毎年10月末までに申告しなければならないので、ようやくヘレンも手を付け始めたのだが、ハサミを取りに行くとか、引き出しの中をあさって書類を探すとか、パソコンのところに行ってスキャンするとか、簡単な作業なのに車椅子で移動してやるのは面倒で時間がかかる。
それで午前中、ヘレンを手伝ってペーパーワークをした。
午後はチェスターも一緒にハードウェア・ストアへ。
トイレのドアのところに敷いて段差をなくすラバー・マットを買った。
家の入口にステップが3段あり、そこに手すりをつけようと思っているので、必要な部材を揃えた。
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2018年10月06日

Ribociclibを飲み始めた

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ヘレンは今日から新しい薬を飲み始めた。
Ribociclib(リボシクリブ:商品名KISQALI)といって、去年、アメリカのFDAで認可されたばかりの新薬だ。
日本語でも記事になっている。
FDAがリボシクリブをHR陽性HER2陰性の進行/転移性乳がんに適応拡大(2018年8月6日)
まだ新しい薬なので、手に入れるのに注文してから一週間ほどかかった。
値段を見てびっくり。200mg63錠で、$5,510.05もする。幸い、メディケアのおかげで自己負担は$38.50ですむが。
まずは一日一錠飲んで、様子を見るとのこと。副作用がなく、効いてくれればいいが。