
今日は、今うちにホームステイしている人に誘われて、「Rental Family」という映画を観てきた。監督は、Hikariという日本人。
主人公は東京に7年間住んでいる売れない俳優のアメリカ人。さえない風貌の中年男で、小さなアパートで一人暮らしをしてる。彼がふとしたきっかけで、レンタルファミリーという会社で働くことになる。人材派遣会社なのだが、クライアントに出向いて、葬儀の参列者、父親、花婿、おわびする人、一緒にゲームをする人などを演じるという、一風変わった依頼ばかりを扱う。
日本が舞台なので、新幹線に富士山、桜並木、新宿や渋谷、隅田川から美しい田舎の海や山まで、外国人にもウケる定番の風景をふんだんに使っているが、ツッコミどころ満載の「Perfect Days」や「Sidonie in Japan」のような不自然感はない。
役者が皆うまくてびっくり。日本語と英語の会話を自然に切り替えて違和感がない映画を見たのは初めてだ。
主人公を演じたブレンダン・フレイザーを始め、認知症を患った名優の喜久雄(柄本明)、美亜(ゴーマン・シャノン眞陽)など、皆、それぞれ素晴らしい演技だった。
ラストシーンもいい。彼が初めて神社に参拝した時、彼が神社の奥に見たのは、彼自身を映す鏡だった。以前、彼が喜久雄と交わした「私は祈らない。神社の奥に何があるってんだ?」という会話をちゃんと回収していた。
久しぶりに見事なHeart warmingな映画で楽しめた。




































