
昨夜は、友人に誘われて「Ithaka」というJulian Assangeについてのドキュメンタリー映画を観てきた。
オーストラリア人のジュリアン・アサンジはWikiLeaksを作り、各国の政府の機密文書を公開し、数々の悪行を暴いた。その罪で、もしアメリカに引き渡されると、刑期は175年になるそうだ。
映画館Randwick Ritz Cinemaの前には、のぼりが立ち、Free Assangeを訴えるキャンペーンカーが停まっていた。

この映画の公開は「Sydney Film Festival」の一環で、他にも興味深い映画がシドニーの何ヶ所かで上映されている。人気のイヴェントなので、ロビーは賑わっていた。

ヘレンと一緒によく来たシアターに入るのは感慨深い。最後に二人で来たのは何年前になるだろう。

映画の始まる前と終わった後に、司会の女性と、映画監督、ジュリアンのお兄さんが、壇上に上がり、スピーチをした。
映画は、ジュリアンの父親とジュリアンのパートナーを中心に語られる。
2019年4月11日、ロンドンのエクアドル大使館に逃避していたジュリアンはイギリス警察に逮捕され、今もロンドンの刑務所に収容されている。
ジュリアンは10年以上の監禁生活で、うつ状態になっている。ジュリアンは50歳、お父さんはもう76歳だ。パートナーは二人の子供たちを独りで育てている。それでも家族が再会できる日を夢見て、ジュリアンの抑留が不法であること、即時の解放を訴え続けている。