
「Bridget Jones's Diary」や「Notting Hill」,「Love Actually」などラブコメな作品で有名なRichard Curtisの新作。
日々の大切さを教えてくれるheartwarmingな良い映画だ。
主人公のティムは21才になった時、父親にある秘密を打ち明けられる。彼の一家は男の子だけタイムトラベルができるというのだ。
ティムは驚きながらも、喜んでこの能力を使っていく。
自分の身の周りのことに限られるが、過去に戻って自分の好きなように何度でもやり直せるのだから。
ロンドンに出て弁護士になり、可愛いガールフレンドを見つけて結婚し子供をもうける。
そんな幸せなある日、ティムの父がガンで死んでしまう。
ティムは父に会いに過去へ飛び、さらに父と一緒にタイムトラベルをする。ティムがまだ小さかった頃、父と一緒にビーチで遊んだ、二人の懐かしい思い出の日に。
それを最後にティムはタイムトラベルをやめる。
自分の都合のいいように過去を改変すること、二番煎じのように日々を生きるのをやめる。
「毎日を最後の日のように生きていこう、ぼくの特別な普通の人生を(my extraordinary ordinary life)」。