2012年08月02日

父の誕生日

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ぼくの父の人生は86年前の今日に始まり、3年前の8月31日に終わった。
人が生まれた日には「誕生日おめでとう」と言うが、その人が死んだ日には何と言えばいいのだろう。
お葬式に始まり一周忌や三回忌など、それなりに法事を済ませてきたが、実のところ、死んだ日にふさわしい言葉というのを知らない。
Happy birthdayの歌は誰でも知っているが、 Happy endの歌はないし。
何事も始点と終点の両方があって完結するのだから、人生の始まりである誕生と同様に、終わりとしての死も祝福していいはずだ。
父の最期に対してかける言葉は今もわからないが、始まりの日を祝う事はできる。
だから今日もいつものように言ってみよう。
「お父さん、お誕生日おめでとう」
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posted by Tats at 21:25 | Comment(4) | TrackBack(0) | 家族と友人たち
この記事へのコメント
お父さんの終わり方はとても素晴らしかったですよね。そして、私たちの知っているお父さんの人生もまた素晴らしかったですよね。その証拠に、今でもお父さんのことを語る時は、幸せな笑いの中にあるからです。お父さんの残してくれた縁は、今もお母さんを大事に守ってくれています。私は毎朝、起きた時、空を見上げて「お父さんおはよう」と言います。今日は「お誕生日おめでとう」でした。
終わりの歌のことは、考えたことがなかったけど、きっと生れないように思います。生きている人は生きていることの全てを歌えるでしょうが、死んだことがないので終わりを祝福する歌は誰にも作れないのではないかなと思いました。
Posted by hal at 2012年08月02日 22:13
終わりを祝福する言葉や歌が欲しいね。
ぼくが生きているうちに見つかるかな。
Posted by tats at 2012年08月03日 21:06
深く考えさせられました。
halさん、tatsさん
ありがとうございました。
おふたりとも素敵です(*^^*)
Posted by koto at 2012年08月19日 22:04
> kotoさん
30年前くらい、スクリーンというバンドがあって、「どうせ終わってしまうのなら、ハッピーエンドのほうがいい」と歌っていたのを今も覚えています。
何も心配しなくてもぼくらは皆平等に死ねるので、それまでは毎日楽しく暮らしたいものです。
Posted by tats at 2012年08月25日 11:10
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