
昨日はThe Entranceへ日帰り旅行に行ってきた。友人のモーリーンが所属するキリスト教会の有志が主宰のバス旅行で、毎年参加を楽しみにしている。いつも60人くらい集まるので、バス一台を貸し切って行く。
The Entranceは車で2時間くらい北に行ったCentral Coastという地区にある街だ。広大な河口口があり、ここからいろいろな川が海へと流れ込んでいく。Entranceという名の通り海への入り口だ。この街の名物はきれいな浅瀬に集まってくるペリカンだ。Pelican feedingは毎日やっていて、あちこちに案内が出ている。

ぼくらのグループが餌場に到着したのは時間前だったが、特別に餌をやるのを見せてくれた。餌はぶつ切りにした魚で、バケツをのぞいてみたら、タチウオのような魚だった。女性の係員がバケツを持って水辺に近寄ると、ペリカンたちが集まってきて、水から上がって餌をもらいに来る。

係員の方を一心に見つめるペリカンたち。

魚の切り身を投げてやると、丸呑みにする。大きな身体に比例して、大食いだそうだ。

飛んでくる魚をうまくキャッチできればいいが、地面に落ちたら首を90度回転させて拾い上げる。上側のくちばしに比べて下側が極端に幅広く大きいので、どうやるのかと思ったが、大きなくちばしをなかなか器用に使っていた。

ペリカンは結構人に馴れるらしい。釣り人の周りでは、おこぼれの魚がもらえるのをじっと待っている。日本には野生のペリカンはいるのかな?