2007年08月20日

「The Good Old Days」at Sydney Town Hall

朝から小雨の降る中、シティのタウンホールで「The Good Old Days」と題されたコンサートを観てきた。シドニー・タウンホールの中に入るのは、去年、林英哲の太鼓を聴きに来て以来だ。コンサート・ホール正面に壮麗なパイプオルガンがあり、美しいステンドグラスと凝った内装は、オペラハウスよりも気に入っている。
ステージには、パイプオルガンとヴァイオリンが1人ずつ、ピアノとオペラ歌手が2人ずつ。ソロでまたは2人で、クラシックからオペラ、オペレッタ、アイリッシュ・トラッド、ラグタイムなど、いろいろな曲をやってくれた。
まず、パイプオルガンで2曲のあと、若い2人が順番に登場。ヴァイオリンのSarah Limはきれいなピンクのドレスが可愛く、ガーシュウインの曲やダニー・ボーイも良かった。次いで、Seungmin Ohというチャイニーズの男の子。なんと15才だ。ショパンとベートーヴェンを見事に弾きこなした。
そして2人のオペラ歌手の登場。伴奏とコーラスをやるのは、ピアニストのGlenn Amer(グレン・エイマー)。三柴江戸蔵のような巨体で、歌もうまい。深い良い声をしている。
バリトンのJose Carbo(ホセ・カルボ)はアルゼンチン生まれのシドニー育ち。スペインとイタリアの家系だそうだ。彼は今シドニーのオペラハウスで公演中の「The Barber of Seville (セヴィリアの理髪師)」で、Figaroの役をやっている。今日のステージでもこのオペラから一曲やってくれたが、やはり素晴らしい声と演技だ。オペラの曲だけでなくゴッド・ファーザーのテーマなんかも歌ってくれてとても良かった。昨年はシドニー・シンフォニーと一緒に日本へ行き、東京と大阪でドン・キホーテをやったとのこと。
最後のYvonne Kenny(イヴォンヌ・ケニー)はオーストラリアを代表するソプラノの一人だ。シドニー・オリンピックの閉会式でも歌った。華のある笑顔と57才とは思えない張りのある声で、どんな曲も艶やかに歌いこなした。
こんなにすばらしい音楽を2時間たっぷり楽しめて$24は安い。同様のコンサートは10月にもやるそうだ。また観に来るのが楽しみだ。
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