
昨夜は、お向かいのリナーテたちと一緒にChatswood Musical Societyのミュージカル「The Sound of Music」を観てきた。
会場は何時もと違い、うちから1時間以上かかるノースのPymbleという所にある、Pymble Ladies CollegeのGillian Moore Performing Arts Centre。ここへ来たのは初めてだが、シートや音響もすばらしいホールだった。
Chatswood Musical Societyのミュージカルは、いつもアマチュアとは思えないほどレベルが高いが、今回の公演は今までにも増して出来が良く感激した。
舞台はオーストリアのザルツブルク。リナーテ&アーヴィンが結婚式をした所でもある。「サウンド・オブ・ミュージック」は映画でも有名だが、生身の人間が目の前で演じるミュージカルは格別だ。
歌を失っていた家庭で、マリアが子供たちに教えた「Do-Re-Mi(ドレミの歌)」、キャプテンが朗々と歌う「Edelweiss(エーデルワイス)」、修道院のマザーがマリアを励まして歌う「Climb Ev'ry Mountain(すべての山に登れ)」など、親しみやすい歌が一杯で楽しめる。
最も背後のストーリーは結構重たい。ナチス・ドイツに対するオーストリア人の複雑な感情があり、1938年という第二次世界大戦直前の不穏な時期だ。
7人の子供たちを連れ、着の身着のままでオーストリアからスイスへ亡命するため山を越えるのは想像を絶する苦労だったに違いない。
ミュージカルは劇団四季を見てから疲れて興味を失ってました。なんか よさげで羨ましいです。
いったいどんなミュージカルを見たの?