2010年07月09日

Go in peace, Margaret

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午後、近所の教会でマーガレットのお葬式。会場はLugar Braeという小さな教会で、マーガレットはずっとここのメンバーだった。葬列者は100人くらい。
こちらのfuneralでは、参列者に小冊子が配られることが多い。表紙に故人の写真、中には式の進行とhymn(聖歌)が印刷されている。
二人の牧師が式を勤め、息子と娘がスピーチ、二人の孫が聖書の一節を朗読した。娘はスピーチの後、小さい頃ママが歌ってくれたという歌を披露してくれた。参列者も何度か立ち上がり、オルガンに合わせてhymnを歌った。
セレモニーが終わってから、ホールへ移動し、アフターヌーン・ティー。サンドウィッチやケーキをつまみながら、マーガレットの親族に挨拶をした。
マーガレットの旦那さんは目が悪く脚も弱ってほとんど歩けないのだが、今日は無理を押して出席していた。68年連れ添った伴侶を亡くしてとても悲しそうだった。
マーガレットは今年の誕生日を過ぎていたので、もう91才だった。ガンが悪化してからはホスピスに入っていたが、頭の方は最後までしっかりしていて、このお葬式も彼女がほとんど自分で式次第を決めておいたとのこと。自分の好きだった聖歌を選び、親族と親しい友人たちに歌ってもらって、よいお葬式だったと思いたい。
posted by Tats at 19:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 家族と友人たち
この記事へのコメント
日本のお葬式とはまた違ったものですね。花に囲まれ、静かな光に包まれ、親族や友人による歌に送られるのですね。自分で自分の最後のことまで決めておかれたなんてすごいです。
Posted by hal at 2010年07月09日 21:37
マーガレットは幸せな人生をおくれたと思います。
いつも明るく強い人でした。
ガンに侵されても90才まで車を運転していたし。
Posted by tats at 2010年07月10日 13:18
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