2010年07月08日

「GUSTO」貴重なシシリア料理店

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「Gusto Bar and Kitchen」
 Shop 3, 27 Military Road
 Watsons bay NSW 2030
 Phone (02) 9388 8827

ここは昨夜行ってきたイタリアン・レストラン。シドニー初というシシリア料理の店だ。
Watsons BayからGapのほうへ上がる階段のすぐ横にある。以前この辺りへ散歩に来たとき、コーヒーを飲みに立ち寄った。他に誰も客がいなかったので、シェフがいれてくれたコーヒーを飲んで話し、メニューを見てよさそうだったのでいつか試してみようと思っていた。
友人のジョージ&ファーンを誘って、6時半に入店。夜5時から7時の間は、$22という破格の安さで、3コース+コーヒーのディナーが食べられるのだ。ありがたいことにBYOで、コーケージは$7/ボトルだった。
$22のコースは、前菜はスープorサラダ、メインはチキンorビーフorサーモンorヴェジタブル・リゾット、デザートはオレンジケーキ。まあ一般向けの安全なセレクトだ。
もちろんアラカルトならもっとイタリアらしい料理も頼める。値段は一人$50以上かかるが。
4人とも選んだ豆のスープは、とても美味しいのだが、少し塩が強すぎる。ぼくだけでなく皆も同意見だった。
メインはサーモンとビーフ。サーモンにはサラダが添えられていたが、ビーフの付け合せはマッシュ・ポテトだけというのは寂しい。サラダを付けてもそれほど原単価が上がるとは思えないのだが。
デザートは素朴なスポンジケーキ。エスプレッソは香り高く美味しい。総じて派手さはないけれど、伝統的なイタリア料理で好感が持てた。
シェフのPaolo Pataneは小柄で気さくなシシリアン。サービスは若いイタリア人の男が一人で、忙しいのに笑顔を絶やさず、よく目配りがきいていた。
店の雰囲気はごくシンプルなカフェだし、テーブルクロスもない。それでもナプキンが紙ではなくクロスだったのはポイントが高い。居心地がいいので3時間くら居てディナーを楽しめた。
帰りがけにシェフが挨拶に来たので、スープの塩加減のことを話すと、トラディッショナルなレシピではあれくらい塩が強いのだが、オーダーの時に言ってもらえれば調整するよと快諾してくれた。
昨夜は初めてなので、とりあえず安いコースにしたが、次回はぜひアラカルトで食べてみたいものだ。
この記事へのコメント
やはりイタリア料理は総じて塩がきついのね?例の店も調整してくれるかなあ・・・
Posted by hal at 2010年07月08日 23:23
うーん、塩に限らず、また料理法に限らず、昔のレシピはどこでも塩・砂糖・油分は多めなんじゃない?
かつてはどれも貴重品だったからねえ。
Posted by tats at 2010年07月09日 15:41
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