
昨日フイッシュ・マーケットでのランチの後、友人たち10人と一緒にシティのState Theatreへキューバ音楽のショーを観に行った。
1940年代にCubaの首都HavanaにあったBuena Vista Social Clubで活躍していたオリジナルメンバーを含むミュージシャンとダンスのショーだ。オーストラリア各地で好評を博していることもあってシアターは満員だった。
キューバの音楽は1997年にライ・クーダーが現地のミュージシャンと「Buena Vista Social Club」というアルバムを作り、1999年にヴィム・ヴェンダースが同名の音楽ドキュメンタリー映画を撮り有名になった。
ステージにはバーが設えてあり、老若男女18人のパフォーマーが歌い踊る。世界最高齢の現役ミュージシャンというReynaldo Creaghは1918年生まれ。91才になる今も杖をつきながらステージに立ち、歌って踊っている。他のメンバーのショーの最中はステージ中央に置かれた彼専用の椅子にゆったりと腰掛けて葉巻を吸っていた。
ピアニストのMaestro Rubalcabaは87才。年を感じさせない軽やかな即興を披露してくれた。
女性3人、男性2人のダンサーたちも素晴らしい。「Son」という伝統的なダンスのセクシーで切れのある動きに魅せられた。
休憩を挟んで2時間、とても楽しく、キューバのすごさを再確認したショーだった。
