
ハノイには3階建てくらいの細長いレンガ造りの家が多い。家の表側しかペンキを塗らず、横と裏側はセメントのままだ。どうしてかと聞いたら、横に家が建ったら無駄だし、裏は誰も見ない、との答え。排気ガスで汚れたむき出しのセメント壁は、きたなくてみっともないと思うのだが。

醜いといえば、このぐちゃぐちゃの配線には驚いた。電気や電話のケーブルがとぐろを巻き、電柱からツタのように垂れ下がっている。増設するだけして、古いケーブルを撤去するとか適切な長さに切るとかは考えないらしい。

残念ながらハノイの町並みは美しいとは言えない。それからここの人たちは交通ルールを守らない。対向車線を逆走すのは当たり前。自転車やバイクに乗せられるモノは何でも乗せて運んでいる。一家5人が一台のバイクに乗り、お母さんは赤ん坊におっぱいをやりながら走っている。もちろん違法なのだが誰もがやっている。
野菜や果物、ニワトリやブタは専用のカゴに入れて市場へ行く。

移動店舗にもなる。積み過ぎた荷物を道路にぶちまけている人を何度か見た。

下は、ガラスを運んでいるお兄さん。なかなかのバランス感覚である。汗で手がすべったらどうなるかなんて気にしない。

電車が来ない間は、線路は歩く所である。バイクが突進してくる歩道より快適。

どっちの意味でも日本人には出来ない・・
インドのほうがもっとすごいというかひどかったよね。
すくなくともヴェトナムでは空港の売店で騙されることはなかった。
インドでは国際空港の中にまで悪い奴が一杯いたからねえ。