
今日はシティのABCスタジオへ「Moonstruck」と題されたコンサートを観に行ってきた。主催はEnsemble OffspringとSydney Chamber Opera。シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ(Pierrot Lunaire)」を原曲と、それをLaura Bowlerという現代音楽家が編曲した「Deconstruction Pierrot」を比べて聴くという面白い試み。
開演30分前に、プレ・コンサート・トークが行われた。ステージ上にMCとEnsemble OffspringのClaire Edwardes(Director/Percussionist)とJack Symonds(Director/Pianist)の三人が登場。今日の曲の背景などを話してくれた。

第一部のソプラノの女性は、Jane Sheldon。ステージを所狭しと踊りながら歌い、泣き叫び、転げ回り、ピエロ役の男をナイフでザクザク刺していた。
ピエロ役の男はSydney Chamber OperaのMitch Riley。バレエで鍛え上げた身体の動きが凄い。
Ensemble Offspringの緊迫した演奏とぴったり合って見事だった。
20分のインターバルの中に、ステージはいつものEnsemble Offspringのセッティングに変更。

第二部のLaura Bowler「Deconstruction Pierrot」の歌い手はメゾソプラノのJessica Aszodi。第一部のJane Sheldonとは違って踊ったりせず、立ったまま歌う。可愛いピエロの格好をしていたが。
歌詞は原詩をうまく翻案してあるし、音も面白いのだが、パフォーマンスが圧倒的だった第一部のほうが好きだな。