
今日はシティのMartin PlaceにあるCity Recital Hallで、Sydney Philharmonia Choirsのコンサートを観てきた。

このコーラスグループは、オーストラリア最大の合唱団で、100年以上の歴史がある。現在の音楽監督&指揮者はBrett Weymark。

歌の幅は広くて、教会音楽からロックまでやり、ニック・ケイヴやローリング・ストーンズと共演もしている。
今日のコンサートはChamber Singersという32名でのステージ。
モーツァルトやフォーレなどの定番曲ではなく、古いトラディッショナルから現代曲まで、クリスマスにちなんだ歌を選んである。
4曲ずつ5部で構成された組み合わせが素晴らしい。
アメリカのEric Whitacre、Stephen Paulus、ウエールズのWilliam Mathias、イギリスのJohn Rutter、Herbert Howellsなどと共に、オーストラリアの作曲家も取り上げている。
Deborah Cheethamの「Christmas with you」や、
Luke Byrneの曲を演ってくれた。
各部ごとに指揮者が曲の解説をしてくれて、猛烈な早口なのだが、しゃべりがうまく、面白い。
King Henry VIII of Englandの「Pastime With Good Company」などでは、指揮者自ら太鼓を叩きながら指揮をしていた。
オペラハウスや教会だけではなく、ビーチや
街角でも歌っている。
アンコールはSilent Nightを観客も一緒に歌い、素晴らしいコンサートだった。