
今日は用事があってシティへ。静かなビーチもいいが、華やかなシティもいいものだ。人が寄り集まって何かをしている様子は愛おしい。
11月の下旬になると、あちこちでクリスマスツリーが立てられている。去年はコロナのせいでクリスマスらしいイヴェントはすべてキャンセルになったが、今年はキャロルなどの集まりができるかな。

Martin PlaceからTown Hallへ移動し、紀伊國屋書店をのぞいてきた。

Roger Pulversの新刊「ぼくがアメリカ人をやめたワケ」が出ていた。尊敬する作家の一人で、20年くらい前、日本からシドニーへ戻ってきた。少し立ち読みしただけだが、とても面白い。表紙がとてもいいので、紙の本で欲しくなった。

漫画のコーナーに行くと、オタク・ボーイズが二人、熱心に語り合いながら本を選んでいた。日本語が読めるのかな。

これは僕が気に入っている、魚豊(うおと)の「チ。-地球の運動について-」。地動説が異端だった時代の物語なのだが、23歳でこれを描いたのはすごい。まだ連載中で、最後はどうなるのか楽しみだ。

桜井海の「おじさまと猫」の英語版が出ていてびっくり。

翻訳や装丁などなかなか良くできていて、ネコ好きな人にプレゼントしてあげたくなる。

本屋さんで、紙の本を手に取ったり、買ったりするのは、特別な楽しさがありますね。