
うちの辺りのいくつかのカウンシル(市役所みたいなもの)で選挙があり、投票は来週の土曜日で締め切られる。
カウンシルから投票日のお知らせの手紙が来たり、候補者のパンフレットがポスティングされ、あちこちにある投票所の周囲やショッピングセンターなどにポスターが貼られている。
ただし、日本の選挙運動とはまったく違って、静かだ。選挙カーで名前を連呼したり、たすきを掛けた候補者が街角に立って通行人にお辞儀をしたり、握手をしたりはしない。
オーストラリアでは投票は権利でもあり義務でもある。正当な理由なく投票しないと罰金を食らう。ほとんどの人は、候補者個人の考え方ではなく、政党の政策で投票先を決めるようだ。
日本では、選挙期間中、候補者は朝から晩まで駆けずり回って、声を枯らして演説している。働き方改革を唱えるような人が、超絶ブラックな生活をしているのは不思議に思える。
選挙制度が違うので単純には比べられないが、日本では静かな選挙は無理なのかな。
