
昨夜は、「Lurline Chamber Orchestra」のコンサートを観に行ってきた。入場料はなんと無料。
会場は、Randwick Community Centreの一郭にあるEnvironment Parkで、野外にステージがセットされている。
夕日の中、ピクニック用のラグやチェアを持って集まって来た人たちは、飲み食いして夜7時半の開演を待っていた。ストールが出ていて、軽食からディナー・プレート、デザートまで揃っている。ワインやビールも飲める。

「Lurline Chamber Orchestra」は、ローカルのチャンバー・ミュージック・グループで、今まで何度か観たことがある。この日は、チャンバロを加えて、総勢12人。
演目は、スメタナの「モルダウ」から始まり、オーストラリアの作曲家Stuart Greenbaumの「The Rotation of the Earth」やSam Cottellの「New Work」を挟み、メインは、Vivaldiの「The Four Seasons」。

子供たちはステージの前に集まって、飛んだり跳ねたり、好き勝手に踊っていた。
ステージの横に設置された巨大スクリーンでは、音楽に合わせて、シャドウ・パペット・ショーが始まった。大きな蝶が翔び、鹿やカンガルーが出てくると、子供たちは大喜び。

野外でのコンサートは開放感があり、音が夜の空気に溶け込んでいくようで気持ちがいい。
ヴィヴァルディの「四季」は名曲なので、名演奏がたくさんあるが、
夏は、Ara Malikian、
冬は、Pekka Kuusistoがいいな。
この二つとも、すごいわ!
感動して、大笑いした。演奏はめちゃくちゃうまいし。ちょっとイっちゃってるようなにこやかさが、またいいわあ。
下のビデオもお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=zQ0fb0mu4p4
https://www.youtube.com/watch?v=PZT50lT1Rcc
いつかライヴを観たいものです。