
2泊したCape Tribulationから南へ走り、ケアンズで一泊してからシドニーへ帰る。
朝食を食べているときに知り合ったドイツ人の子連れ家族とスペインから来たカップルは、4〜6週間かけてオーストラリアを旅しているとのこと。広すぎて全然廻りきれないよと嘆いていた。
Cape Tribulationからケアンズまでは車で3時間。別に急ぐ用はないので、あちこち寄りながらゆっくり行くことにした。
下はAlexandra Lookout。Daintree riverが海に流れ込む様子がよく見える。

またフェリーに乗ってDaintree riverを渡り、Mossmanへ。この町の南側に「Shannonvale」というワイナリーがあるので寄ってみた。この辺りは熱帯なので、ブドウではなくトロピカル・フルーツからワインを造る。Mossmanの町外れで標識通り右折し、くねくねの田舎道を進む。川が氾濫して水浸しの道を渡り、

ようやくワイナリーへ到着。

愛想の良いマダムが出迎えてくれた。オープンスペースに設えたカウンターで、きれいな山を眺めながら、テイスティングできるようになっている。

この日用意してあった14種類を全部試飲させてもらう。今日はヘレンが運転する日なので、ぼくは心おきなく飲める(^.^)。テイスティング・シートをもらって、コメントを書き込んで行く。トロピカル・フルーツのワインなので全部甘口かと思ったら、結構ドライなタイプもある。ブドウのワインとは違った風味で面白い。
どれを買うか迷ったが、次の3本にした。Paw Paw(ポポ)のDry、ジンジャーのMideum Dry、Black Sapote(サポーテ)のPort。マンゴー、レモン、ライム、マンダリン、アプリコット等は他のワイナリーでも買えるので、違ったモノにした。。

ワイナリーの後は、またハイウェイへ戻って、ポート・ダグラスへ。ここの東側には4マイル・ビーチという長い砂浜がある。ビーチ沿いでランチ。「Rain Forest Habitat」という動物園があったが、入場料が$29もするのでやめ。

ケアンズの北側には、ポート・ダグラス以外にもEllis Beach等いくつもいいビーチがある。Palm Coveには下のような長いJettyがあった。ひょっこりひょうたん島みたいな可愛い島が見える。

3時半、ケアンズの町に着き、駅を見に行った。ショッピングセンターの一郭にある。キュランダ行きはここが始発。

ケアンズのビーチは、Muddy's Playgroundと書いてある通り泥浜だ。

今夜の宿は旅行の初日と同じ「JJ's Backpackers」。$52/Double roomと格安。しかも朝食にシリアルとトースト、紅茶、コーヒーが付き、夕食は「Woolshed」というレストランで使える$7の補助券をくれる。空港への送り迎えと、ケアンズ中心部まで無料のバスを出してくれるし、スタッフも親切だ。まあ部屋は簡素でベッド以外は何もないが。

下は「Woolshed」行きのバスを待つ間、一緒に遊んでくれた近所のネコ。

「Woolshed」は典型的なパブ・レストラン。2階もあるが音楽がうるさいので、1階のソファがお勧め。ステーキは$15なので、補助券に$8足して注文する。肉も野菜もなかなか美味しい。

食事の後、Night Marketなどを見てから帰る。
翌朝は空港へ向かうまでの合間に海沿いを散歩。良い天気なので、たくさんの人が歩いたり走ったりしている。下は人と犬兼用の給水器。初めて見たがいいデザインだ。

ちゃんとボウルが回転して、古い水を捨てられるようになっている。

空港まではわずか10分で着く。
シドニー行きの飛行機は離陸後少しだけケアンズの海の上を通るので、きれいなコバルト・ブルーのコーラル・リーフが雲の下に見える。あの海はぜひまた見てみたい。次回はもう少し暖かい時期に来られるといいなと思う。

ワイナリーの隣にあるポポ畑に生えていました。
ケアンズは冬でも暖かいからネコにはうってつけの場所でしょう。
記事には書かなかったけれど、訪れたコーヒー園では、大量のネコとニワトリが同居していました。
大量のネコに会ってみたい・・・
英語では、Paw Paw(ポゥポゥと発音)。
寒い日本ではあんまり大きくならなかったけれど、こちらではラグビーボールくらいになります。
スーパーでも普通に売っていますよ。