
昨日の11月11日は、100年前の1918年に第一次世界大戦が終わった記念日。
各地で慰霊の式典が行われ、TVでも特集が組まれていた。
昨日の夕方、ぼくらは友人たちと一緒に、シティのSurry HillsにあるSt.Peter's Churchという大きな教会で開催された「Centenary Remembrance Festival」を観に行ってきた。

100名を超すオーケストラとクワイヤによる、素晴らしいコンサートだった。
下は教会の後方にあるパイプオルガン。

フォーレの「レクイエム」から、戦没者を悼むスピーチや黙祷を挟み、「I Vow To Thee My Country」を皆で合唱し、
最後は、サン=サーンスの「Symphony No 3 in C minor, Op 78」。希望に満ちた熱演だった。
この曲は、オーストラリアの映画「Babe」で使われたので、オーストラリア人にはウケがいい。
羊をコントロールする大会で、牧羊犬を差し置いて、可愛い子ブタが満点をゲットするシーンだ。
コンサートの後、皆でホールへ移動。ワインやドリンクを片手に、お菓子やサンドウィッチをつまみながら、演奏を終えてほっとしているメンバーたちとおしゃべりし、教会を後にした。
