
今日は一日、Rum Runnerという会社のツアーで、Great Barrier Reefへポート・トリップ。昨夜キャビンで知り合ったイギリスから来た家族も一緒だ。4人の子供連れで、ここに一週間滞在しているという。
ピックアップを頼んでおいたRum Runnerのバスが朝8時過ぎにやってきた。

数分でKulki Beachへ着き、水辺まで歩く。サンダルや靴を脱ぐように言われ、集めて箱に入れられた。ボート内で滑ってころばないようにとのことらしい。

この辺りには船着き場がないので、小さなボート(tenderという)で何回かに分けて沖で停まっているクルーザーまでゆく。下は、ボートがなかなか来ないので暇つぶしにヨーガをやっているヘレン。

ようやくがtenderが迎えにきてくれた。乗り込む場所は膝くらいまでの深さがあるので、長いズボンをはいているとびしょ濡れになる。

これが本船。今日のお客は42人とのこと。

船内はカーペットが敷かれ、濡れても滑らないようになっている。前の方にカウンターがあり、コーヒー、紅茶が飲める。

スノーケルやフィンを貸してくれるので、自分のサイズに合うものを選ぶ。今日の水温は22℃でちょっと冷たいのでウエットスーツも借りた。
9時過ぎようやく出航。全員ボート内に座るよう言われ、スタッフから説明や注意事項を聞く。このクルーズでは二つのコーラルリーフを訪れる。最初のリーフに着くまでの約1時間、ボートが揺れまくるので、半分以上の人が船内に常備してある紙袋を手に青い顔をして、げろげろ吐いていた。ぼくらはスタッフに言われた通り、外へ出て風に当り遠くを見ていたので大丈夫だった。
10時半に最初のUndine Reefへ着くと、皆、早速飛び込んで行った。

コーラルや魚は小さいがカラフルできれいだ。大きなシャコ貝がいる。鮮やかな青と紫の外套膜が見事だ。リーフの中にはとても浅い所があるので、フィンでサンゴを傷つけないよう注意して、スノーケリングを楽しむ。
12時からランチのサービス。チキンとサラダ、パスタ、パンなど。少しは船酔いしているのであまり食欲はないが。12時半、次のリーフへ向けて出発。船酔いしないよう皆外へ出て日光浴。

1時にMackey Reefへ着。ここのリーフのほうがきれいで、シャコ貝も多い。色とりどりの大きなテーブルサンゴがあった。つくづく水中カメラを持っていないのが悔やまれる。

2時半、Kulki Beachへ戻るために出航。4時に到着。tenderで時間がかかる。上陸したのは結局5時になった。

今回のリーフ・トリップは、以前、ケアンズから行ったグリーン島やフィッツロイ島とは全然違って面白かった。コーラルは小さいが間近でゆっくり見られるのがいい。