野党が入り乱れる中、与党の圧勝である。
今朝、オーストラリアのTVニュースでも報道していた。
ああ、またか、と、脱力感と既視感が漂う。
衆院選の小選挙区の投票率は53.69%前後で、最低だった2014年に次いで、戦後2番目の低さだそうだ。
日本人の半分は、今の政治体制でいいと判断し、あとの半分はどうでもいいと思っているのだろう。
ぼくは、『今回の選挙には大義がないので、「積極的棄権」の声を集めたい』と、署名を募っていた東浩紀に賛同する。
なぜかこのキャンペーンは、棄権を勧めていると誤解されて批判され、炎上してしまったが。
昨日、ポールの家に寄ったとき、子供たちが家の前の道を歩いている様子を見て、なんだか感激してしまった。
日本人は、こんなふうに、歩道と車道の間に芝生と木が植えられ、子供たちが近所の猫と一緒に歩けるような社会を作りたくはないのだろうか?
そんな社会に向けて少しでも進んでくれそうな政治家を選ぼうとは思わないのかな?
