
昨夜は、Strathfield Symphony Orchestra定期公演の「Brahms 1」を聴きに行ってきた。
会場は、いつものStrathfield Town Hallが工事中なので、Petershamの方で開催された。

このタウンホールも歴史的な建造物で美しい。

ストラスフィールドよりも広いので、大人数のオーケストラにはぴったりだ。

1曲目は、Miriam Hydeの「Kelso Overture」。
彼女はオーストラリアの有名なピアニスト・作曲家・詩人で、2005年に92歳になる直前で亡くなった。
軽快なOvertureもいいが、可愛いピアノ曲も好きだ。これは彼女が亡くなる4年前の演奏。
2曲めは、Bizetの「Carmen Suite 1 and 2」。
カルメンはもういつ聴いてもカラフルでキャッチー。
"Habanera"もいいが、"Chanson Boheme"もいい。
曲が早いので、演る方は大変だ。

ここで休憩。ホールには、つまみと飲み物が用意され、皆と立ち話ができる。

最後は、Brahms「Symphony No.1」。
冒頭のティンパニが大迫力だ。
この曲の名演はたくさんあるが、小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラの演奏が気に入っている。もう30年以上前の録音だが、音の密度が濃い。
奏者も指揮者の村松貞治さんも汗びっしょり。

2時間近く、素晴らしい音楽を堪能した。次回の公演も楽しみだ。