
昨夜は、Strathfield Symphony Orchestraの「The Scots」というコンサートに行ってきた。
会場のStrathfield Townhallは満員だ。

一曲目は、Tracy Burjanという作曲家の「Highland Echoes」。このコンサートのために作られたそうだ。
ドラムや笛が活躍し、スコットランドの民謡や有名なフレーズを散りばめた可愛い曲だ。
Tracyは会場に来ていて、挨拶をし、拍手喝采を浴びていた。

二曲目は、ドイツの作曲家Max Bruchの「Scottish Fantasy」。
この夜、ヴァイオリン・ソロを務めたのは、特別ゲストのAiko Goto。彼女は長年、ACO(Australian Chamber Orchestra)のメンバーとして活躍している。
あいこさんの演奏を初めて聴いたのは、21年前。ヘレンと一緒に行った、シティにある小さなジャパニーズ居酒屋だった。開店記念か何かのイベントで、ACOのHelenaと二人でのカジュアルなステージだった。小学生かと見紛うほど小柄な彼女は、自分で持ってきた台の上に乗ってヴァイオリンを弾いていた。
そのエネルギッシュで表情豊かな演奏は今も変わっていない。
短い休憩の後、最後はMendelssohnの「Symphony No.3 "Scottish"」。
これが実にエモーショナルなメンデルスゾーンで、皆ノリノリで演奏していた。
終わってから、汗びっしょりの指揮者・音楽監督の村松貞治さんと少し立ち話した。
今年の公演はこれですべて終了。来年はどんな曲を演ってくれるのか楽しみだ。
posted by Tats at 21:59
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