2022年07月04日

Strathfield Symphony Orchestra「Sada's Gala」

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昨日は、Strathfield Symphony Orchestraの公演「Sada's Gala」を聴きに行ってきた。
指揮者・音楽監督の村松貞治さんの、就任10周年記念ということで、日本にかかわる曲ばかりの選曲。
あいにくの暴風雨だが、会場のStrathfield Town Hallは、コンサートを楽しみにしてきた人たちで満員。皆びしょ濡れだが、談笑しながら開演を待っていた。村松さんの奥さんとも挨拶し、今回は二人の子供さんも出演とのこと。
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まずは、The Mikadoから「Overture」。

このオペレッタは、昔ヘレンと一緒に見に行った。日本と中国の入り混じった珍妙な衣装と可笑しな振り付けに大笑いした。演奏は、パーカッションが大活躍。
次いで、Holstの「Japanese Suite」。

この曲をライヴで聞くのは初めてだ。子守唄の「ねんねんころりよ」の旋律が入っていたりして、日本情緒のくすぐり方がこそばゆいが、ウケるのはよくわかる。外国でもスシ、テンプラは人気だからね。
ちょっと雰囲気が変わって、Barry Conynghamの「After Images」。
オーストラリアの作曲家で、日本で武満徹に師事したそうだ。
琴奏者のSatsuki Odamuraが特別参加。
いかにも現代音楽らしいアブストラクトな曲だが、琴の音が合う。「After Images」の演奏後、彼女がソロで弾いてくれた曲がとても良かった。
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最後は、「Spirited Away Suite」。

「千と千尋の神隠し」はもう20年前の映画だが、今でもカオナシを見ると泣けてくる。何もかもを強欲に喰らい尽くすことをやめて、『沼の底駅』の銭婆と一緒に幸せに暮らしていてほしいものだ。
この曲もパーカッションが効いた迫力の演奏で終演。
Strathfield Symphony Orchestraの次回公演は9月で、フォーレのレクイエムを演るとのこと。楽しみだ。