2021年11月30日
オミクロン騒動
この数日、COVID-19の新しい変異株オミクロンのニュースで持ちきりだ。
アフリカ南部で猛威を奮っているこのヴァリアントは、ヨーロッパに広がりつつあり、オーストラリアでも空港入国時に見つかった。
それに対して各国は、少し緩和しつつあった入国制限を再び引き締めに入っている。
オーストラリアの「Pause to further easing of border restrictions」。
当初、12月1日から、日本のパスポート保持者はオーストラリアへ入国したとき、隔離不要とする緩和措置を発表していたが、15日までに延期になる。代わりに、PCR検査と3日間の自主隔離が義務付けられるが、まあこれはそう負担にはならないだろう。
日本も水際対策措置を厳しくした。
日本入国時に3日間の強制隔離、その後の検査で陰性なら引き続き自主隔離で、隔離期間はトータル14日間のままだ。さらに外国人は入国禁止だ。
このように各国はかなりあたふたしているが、オミクロンについてはまだよくわかっていない。以前の変異株よりもずっと感染力が強いことは確かだが、重症化率や死亡率が上がるほど強毒化しているかどうかは不明だ。調査結果が出るまでのあと2週間くらいは様子見である。
posted by Tats at 17:50
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