2017年06月24日

Mikelangelo and the Black Sea Gentlemen

昨夜は、Mikelangelo and the Black Sea GentlemenのコンサートをRandwick Town Hallで観てきた。
アルメニア、スペイン、ロシアなどからオーストラリアに流れ着いた5人の男たちが奏でる、笑いと哀愁にあふれたキャバレー・ミュージックという感じで、とても気に入った。
「Ten Long Years in The Saddle」。

全員が歌える上、皆それぞれキャラが立っていて面白い。
これはヴァオリニストがリードを取る「Handsome and Highwired」。

歌だけでなく、ステージでの動きや表情、しゃべりもうまいので、観客とのやり取りがとてもいい感じだ。
これはキャンベラでのライヴ。

彼らのホ−ムタウンCooma(クーマ)はキャンベラの近くにある小さな町で、Capital of The Snowy Mountainsと呼ばれている。
第二次世界大戦後、戦争でぼろぼろになったヨーロッパ各地から、たくさんの人々が新天地を求めてオーストラリアへ移住してきた。仕事はなんでもやれることをやった。洗濯屋として掃除人としてペンキ屋として働き、炭鉱で真っ黒になって土を掘り返していた。
下のインタビューで、ドイツ人のおばあさんが、ヨーロッパでは私たちは敵同士だった、それがここオーストラリアでは突然友だち同士になったのよ、語っている。
Mikelangelo and the Black Sea Gentlemenの音楽には、彼らが捨てざるを得なかったヨーロッパへの愛と諦めがないまぜになった、ほろ苦い思いがある。